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映画『スパイダーマン:ホームカミング』はMCUの生み出した傑作

ついに皆が待ち望んだ『スパイダーマン:ホームカミング』の日本での劇場公開となった。

私自身もレッドカーペットイベントに参加したこともあり、期待が日に日に高まり続ける中での公開日を迎えた。

私の感想としては「MCUの映画としてトップクラスの面白さ」ということに尽きる。

前の記事でご紹介したようにスパイダーマン3部作そしてアメイジング・スパイダーマン2部作にはそれぞれ重要なポイントがある。

そして、本作についても今回掘り下げる。

(以下ネタバレを含む)

MCUという土台があるからこそ出来たこと。

本作は、マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)という2008年公開のアイアンマンから着々と築かれた世界軸におけるスパイダーマンの活躍を描く作品である。このことが過去のスパイダーマン映画と違う点である。

過去作では「蜘蛛に噛まれた少年が…、ベンおじさんが…」というお決まりの展開から“ニューヨークを救えるのはスパイダーマン一人だけ、どうするピーター・パーカーよ!”という流れが定番だったが今回は違う。

なぜならスパイダーマンは、ヒーローは数人、いや数十人、無数に活躍している世界の1人だからだ。

この世界ではニューヨーク決戦、そしてウルトロンの襲来を受け街、そして世界が一変したことが様々な作品で描かれている。

例えば、スパイダーマンも参戦した『シビルウォー/キャプテン・アメリカ』ではヒーローがあまりにも好き勝手に世界で暴れることから巻き込まれる市民を守るためにソコヴィア協定を巡る争いが描かれた。

Netflixドラマ『デアデビル』ではニューヨークの再開発を巡り蠢くウィルソン・フィスク率いる悪の存在が描かれている。

そして今回の宿敵・バルチャーも世界の移り変わりによって生活が一変したことから悪の道へと走る。

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そのことがオープニングで描かれたことでヴィランの心情を汲み取ることができる。

この点はサム・ライミ監督がメガホンを取った3部作では非常に重要視されていた事でありストーリーに深みが出る。

このように、圧倒的な世界観が私たちを新たなスパイダーマンワールドへと導いたのだ!!

原作の切り捨てと踏襲

今回の『スパイダーマン:ホームカミング』は2回目のリブート作品である。

このことはマンネリ化するのではないかという心配が当初ファンの間では囁かれていた。

実際に公開してみるとそのような感想を抱いた人は、非常に少ないだろう。

なぜなら今作は、大胆に原作の踏襲と切り捨てを実行したからだ。

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今作では赤毛の美女でのちにピーターの妻となるメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)も金髪の清楚な美女グウェン・ステイシーも親友ハリー・オズボーンも存在しない。

なぜなのか。それはピーター・パーカー(15歳)はスパイダーセンスを持つこと以外普通の現代に生きる高校生だからだ。

原作の描かれていた初期の古きアメリカの理想の恋人像とは現代においては、大きく変容している。

現代のそれも多種多様な人種の住む街クイーンズに住んでいるのに赤毛?金髪?こんなの糞食らえ!!

そして、友人は現代のオタクのアジア系少年ネッド。同級生の嫌な奴フラッシュは暴力は振るわない代わりに口汚い。

まさしく現代的だといえる。

その点でも今回の大胆なアレンジは新鮮で良かった。

そして踏襲という点では“親愛なる隣人”という点は揺るがないというよりも強まっている。

前シリーズの『アメイジング・スパイダーマン』では高層ビル街をビュンビュンと飛ぶ姿ばかりが目立ち、街の路地をまさしく蜘蛛のように這い回る姿はあまり見られなかったのに対して、今作はビル街が粉々に破壊された後の話であることからも分かるように私たちの住む街中がスパイディの主戦場だ!!

憧れの存在スーパースター・アイアンマン

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やはりこの人物は欠かせないトニー・スターク(=アイアンマン)だろう。

バルチャーもが恐る存在でありその姿は偉大に写る。ピーターが憧れを持つのは納得である。

そして、今回のストーリーでピーターを成長に導いた人物である。

そして、まだ15歳の少年だったピーターが映画の最後には顔つきが大人びたようにすら感じる。

この先の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での進化したスパイダーマンのさらなる活躍が楽しみだ。

編集後記

土砂降りの雨の中、主演のトム・ホランドを一目見ようと新宿のレッドカーペットイベントに参加した私ですがファンの熱気とますます強くなる雨でとても大変でした。

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なんとか写真に納める事のできたトムホでしたが遠目でしか見れなかったのは少し残念。

そして映画本編の話になりますが、ここ最近MCU作品に全くハズレがありませんね。

私はバルチャーが家から出て来ると予想できましたよ(笑)

身近な人が敵という設定はノーマン・オズボーンのグリーンゴブリンやコナーズ博士のリザードとスパイダーマンの定番ですね。

ここも“踏襲”ポイントなのでは?

ヒロインは白人美女じゃなきゃイヤって思っていた私ですが映画を観た後は、そんな事は全く思いませんでしたね。

ゼンデイヤ演じるミシェルとピーターの今後の関係にも目が離せません!!

そして、現在Huluで過去作を一挙配信中なのでこの機会にもう一度復習して見ようと思います。

ますます広がるMCUに乞うご期待です。